たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

夫婦円満になるために、食洗機で「仕上がりを統一」してます

この間、「最近買った物の中で一番役に立ってるもの」で食洗機を挙げました、たけとけたです。

 僕は家事の話になるとよく話題にするのは「食洗機」のことです。

www.kawauchisyun.com

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 専業主夫の河内瞬さんも書いていますが、食洗機はかなり便利です。ですが便利さ以上に僕が気に入った点があります。

 それは「食器の綺麗さの仕上がりが統一されること」です。

 夫が家事を手伝ってくれない、と嘆く女性はまだまだたくさんいらっしゃると思いますが、僕が実際に家事を分担しようとした時に「越えなくてはいけないハードル」がたくさんあり苦労しました。話すと長いので詳細は置いておいて、一番困ったのが「仕上がりを同一レベルに揃えることを要求される」ことです。

 例えば、洗濯物を取り込んでタンスに入れる作業をしたときに、シャツのたたみ方、タンスへの入れ方でクレームがきます。「シワがのびるように畳んでない」とか「入れる位置が間違ってる」とかです。その時はそういうものか、と納得して次やってみるんですが、今度は「これは畳まなくてもいい」とか「ここには入れないで欲しかった」とか言われます。とにかく目につくことが妻は気になってしまうんですね。「なんやねん、口うるさいなー」と思うんですが、その時は妻がメインで家事をしていたので「家を守る」という意識もあったようです。「クオリティは維持しないと」みたいな感じです。

 これは男性からするとかなり厄介です。何しろよかれと思ってやったことにいちゃもんをつけられるわけですから、テンションも下がります。僕はめっちゃ下がりました。しかもこれ、別に男性がずぼらで女性が几帳面なケースだからとかでもないです。妻は洗濯物には厳しかったですが、家の片付けは超適当だったので僕が終始イライラしながら片付けていました。飲みかけのペットボトルの放置も平気です。(僕はペットボトルビルディングと呼んで、シムシティみたいに都市の成長を喜ぶことにしています)なんで、余計に腹が立ってしまうんですよね。「何でもかんでも自分ルール押し付けるなよ」ってなるんです。

 話は食洗機に戻りますが、食器洗いのクオリティの差がその際たるものでした。僕はちゃちゃちゃって洗ってしまう効率厨だったので、食器が多少ヌルヌルでも気にしない、裏側は食べ物乗せないしスポンジでなぞるだけだったりして妻は激おこぷんぷん丸(古い)でした。僕が洗い終わった食器を堂々と洗い直したりしていました。かといって食器洗いやらないとご飯作ってくれなかったりして、ご飯作る時に食器洗いするとクレームがきて、、、と負のスパイラルに陥っていました。

 

 というように、「食器洗い仕上がり統一戦争」は泥沼化していました。ベトナム戦争です。終わりが見えません。

 

ここまで読んでくれた方ならお分かりですが、この仕上がり統一戦争に終止符を打ったのが英雄、食洗機なのです!(バババン

 食洗機のいいところは、毎回同じ時間洗浄して!すすいで!乾かしてくれることです!これによりずぼらに洗った食器でも丁寧に洗った食器でも食洗機に入れた後はほとんど同じクオリティで洗われているんです。これは疲れない、同じ動作を繰り返すことに長けている機械だからできることです。これだけで家庭内戦争の一つが終結しました。すごかった、本当にすごかった。

 その後「食洗機に洗う前にある程度洗っておかないとこびりついたお米が残る」など局所的な紛争は発生したものの、大元の問題は解決しているため大事には至りませんでした。今日の家庭の平和があるのは食洗機のおかげと言っても過言ではありません。

 

 このように、家事を共同運営する場合にぶつかる「仕上がり統一問題」の解決策が便利家電になるんですね。こう考えるとメリットは数字では計り知れないものがあります。僕が最近ルンバの導入を苦労して実施していたのも「ある程度の床のきれいさを統一」することで掃除なんでしてくれないの?とならないようにするためでした。

 仕上がりを統一できれば家庭内のしょうもないいざこざが減ると思えば、家事の負担云々よりも導入へのモチベーションが上がるのではないかと思います。

次はリモコンの自動化と、幼児教育の半自動化を検討しています。ここまでくると趣味の領域な気がしていますが笑

ではでは!