たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

「イヤイヤ期」の子供とうまくお風呂に入る3つのコツ

「やーだ」

これは娘が話す頻出単語の一つです。

何か嫌なことがあると永遠に「やーだ」ループに入ってしまう、親泣かせの呪文です。強引にさせようとするとあらゆる力を使って抵抗しようとする意思には執念が感じられますよね。

 我が家の娘の3大「やーだ」の一つは、お風呂です。

以前のエントリでも紹介しましたが、しばらくはパパとお風呂に入ってくれませんでした。

jastaway03.hatenablog.com

 ほんと泣き方を聞いていると「なんなの?親の仇かなにかなのかな?」と思ってしまう勢いです。

 

ですが、お風呂、克服しました。

克服しましたぁ!(ドヤア

ということでまた娘の気が変わらないうちに、イヤイヤ期の子供とうまくお風呂に入るためにうちでやっている3つのコツを紹介します。

 その1:早めに「お風呂に入る」ことを伝える

 よくやってしまう失敗として「あ!もうこんな時間!娘ちゃんーお風呂はいるよ」と強制連行からの号泣があります。こうなると親は慌ててるけど子供のほうはパニックに陥ってしまいどうやってもうまくいきません。

 大切なのは「事前に伝える」ことです。まだ小さい子供だと時間の感覚はわかりませんが、この後何があるかを事前に伝えておきましょう。そのときは「やーだ」と言いますが、事前にいっておくことで子供なりに心の準備をしてくれています。そのため仮にギャン泣きコースになったとしても被害が比較的少なくなります。

 うちではご飯を食べた後30分後ぐらいにお風呂なので、ご飯を食べ終わった後に「この後お風呂はいるよー」とジャブを打っておきます。

その2:お風呂が入った音を覚えさせる

 お風呂を自動で給湯器が入れてくれる場合、大抵入れ終わったときに音が鳴ります。この音を気持ちのスタンバイに使いましょう。というのも親に言われるだけではなく、実際にお風呂に入れる状態になったことが認識できると「今からお風呂だ」とスイッチが入りやすくなります。パブロフの犬みたいなものですね。単純ですが、これが意外と聞きます。

 音とお風呂をリンクさせる必要があるので、音がなったときに「お風呂入れるよー」と言って認識してもらうようにしましょう。言葉の意味は分からなくても何が起こったか分かってくれれば大丈夫です。

その3:お風呂で遊ぶおもちゃで誘う

 ここまでやればお膳立ては十分です。ですがいざお風呂に入るとなると「面倒だなあ」となってしまうのが人間ってもんです。

 ここで登場するのが「おもちゃ」です。

 「お風呂に入るよー」といってから、お風呂でいつも遊んでいるおもちゃをリビングに持ってきます。

 そして彼にこう言わせます。

「娘ちゃーん、お風呂はいろー」

・・・

イチコロです。

キャイキャイ言いながらお風呂に入ってくれます。

 

 今の所この流れで100%お風呂に入ってくれています。すごいよ、今までの努力が嘘のようだよ。

 

 この方法のポイントは「お風呂に入っている時の楽しい記憶を想起させる」ことにあります。始めるまでは乗り気じゃなかったけど、いざ始めてみると苦痛じゃないことってありますよね。この時「現在の快適な状態から変化することへの抵抗」が心の中で生まれます。このまましている方が快適だと感じてしまうわけです。ここで「お風呂の思い出」を思い出させることで「あ!楽しいやつだ!」となってくれるわけですね。なんて単純なんだ!

自分の気まぐれと向き合うと付き合い方のヒントが分かる

 気づきのポイントは「自分が気乗りしないときにどうやっているか」を振り返ることです。少しずつ自我の芽生えてきた子供はいわば感情の獣です。まだまだ自分の感情を手なづける術を知らない状態です。なので大人側がうまく誘導することでお互いストレスが少なく生活することができます。

 一方で用意周到にやっても寝かしつけはできていないのでこの辺りも「まあ人間だし好みがあるから仕方ない」と一定諦めてます。他にも歯磨きとかは通用しないんですが、短時間で終わることもあって無理矢理やってますね。(オイ

 そんなこんなで娘との駆け引きを楽しくやっています。この方法がいつまで通用するのか、、、

ではでは!