たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

「英語が第二言語」で苦労するマレー人もいる

 1年ほど前からiPhoneの言語設定を英語にしています。これは英語の勉強のためで、マレーシアにいるときに「もう少し英語すらすらしゃべれるようにならないとなぁと思ったからです。実際の画面はこんな感じ。

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やってみると気づくんですが、iPhoneの設定画面だけでなく、アプリの中身も英語になります。おそらく言語設定が反映されるようになってるんでしょうね。Pokémon GOとかが英語になった時はちょっと感動しました。そんな感じで1年過ぎたんですが、1つ問題が出てきました。

それは「iPhoneの設定を面倒くさがるようになった」ことです。

 大体アプリで出てくる単語とかは使い勝手を想像すると大体わかるので、特に調べたりする必要はないことが多いです。しかしながら設定の画面となるとちょっと意味合いが変わってきます。というのも大体設定を変えたいと思ったら、ウェブで日本語で検索をかけて設定の仕方を確認するわけです。その時に出てくる言葉はもちろん日本語ですので、それを見ながら設定画面に行っても何のことかわからないことが多いんですよね。「設定画面の画像が貼ってあれば大体の場所がわかるでしょ」と思われるかもしれませんが、設定画面は大抵項目一覧になっているので意外とこれがわからない。この間もアプリのバックグラウンド設定を変えたかったんですが、結局どのモードをオンにすることが正しいのかわからないままポチポチしてしまいました。

 

 ここで問題なのは「何となく想像して英語の意味もわからず選んでしまう」ということです。実際問題は自分のiPhoneの設定がおかしくなる程度なので大した問題にはなりませんが、これが結構癖になります。仕事で英語を読むときとかにも変な類推読みをする癖がついてしまうので要注意です。

 逆に日本人はある意味英語が読めないから助かってる部分があるのかなと思います。

 

 というのもマレーシア人は第一言語はマレー語ですが第二言語は英語なんですね。そのためiPhoneやパソコンの設定なども全て英語になります。僕らからするとユニバーサルスタンダードだなぁと思うんですが、英語が第二言語だからといってマレーシア人のみんながみんな英語を流暢にしゃべれるわけではありません。

 

 そのため英語を使える人と使えない人でありとあらゆるところで格差が生まれてしまいます。そして英語が苦手な人は今の僕が陥っているように、「なんとなく雰囲気で選んでしまう人」になってしまいやすいです。マレーシアで仕事をしていた時に困ったのは「説明書を読まない人が非常に多い」ことです。機械やシステムのマニュアルは基本英語ですが、そんなの御構い無しに触ってトラブルが発生してしまうので大変でした。

 

 そういう意味では日本人は日本語で勉強する手段を基本的に持っていて、これはものすごく優位なことですよね。学問の世界の第一言語は英語ですが、高等教育までは日本語でほとんど情報得られると言うのはすごく強みです。

 

 英語に慣れ親しむと言うのも大切ですが、せっかく日本語でたくさん学べるので日本語を読む力、書く力も大事にした方がいいと考えています。もちろん大人になってから英語を勉強するのは大変なんですが、留学して堂々とアメリカ人相手に喋る先輩曰く「結局やるかやらないかだから」と言われました。英語を話せるようになった人で努力せずにそう慣れた人なんてほとんどいないんでしょうね。「英語が第二言語」のアジア圏の人達であっても人によっては英語が全然な人もたくさんいますので、あまり負い目を感じずケースバイケースで英語を使う位に割り切って日本語も英語も使っていきたいですね。

PPAPじゃないですが、みんな大して仰々しい言葉なんて喋れないんですよ。

 

jastaway03.hatenablog.com

 とはいっても最近英語の勉強しないんでまずいんですが。。。言い訳してる場合じゃなかった。

ではでは!