たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

「出世できなさそう」という閉塞感

日本に帰ってきてから早くも一ヶ月、家でやっとくつろげるようになってきました。妻とは一悶着も二悶着もありましたが、どうにか1ヶ月生き延びた次第です。

海外単身赴任に1年行って働いていた負い目もあり、この一ヶ月は家族の一員としてどう動くかを意識していました。飲み会とかほとんど行ってないです、妻の体調が悪く飲み会早退とかもしましたね。

で、そういう生活をこだわってやってるとぼんやり感じることがあります。

「あ、この会社では出世できないんだろうなぁ」と。

どういうことかというと、会社の上司や、そのまた上の人たちを見ていると付き合いや懇親会やらなんやらでとにかく飲みに行っている、やれ打ち上げだキックオフの景気付けに飲みにいくなど、今まで意識してなかったですが結構行ってます。僕はペーペーなんで今そういうことが特別多い訳ではないんですが、そんな空気を感じているとぼんやりと「あぁ、出世したら今みたいに家事や育児にもコミットして、なんて出来ないだろうな、でも出世したら飲み会やイベントは積極的に参加しないと上にも下にも示しがつかないだろうし、厳しいな、、、」のようにふと考えてしまいます。

この、考えてしまう、というのが曲者なんですよね。実際問題出世できるかどうかなんてまだ分かってもないし、会社に身を捧げてもいいとこまでいけるかなんてわからない訳です。
でも20代でまだまだ先が長いのにもかかわらず、そんなことをつい考えてしまうというのはつらいことだと思います。

僕は男性なので、まだ今のご時世育児や家事から距離を置くことは可能です。(家庭がどうなるかはおいといて)でもこれが女性だとかなりきついだろうと思います。「全部やれって無理だし、頑張ってもガラスの天井があるし」ってなってしまいますよね。

もちろん飲み会不参加ごときで優秀な人がつぶされることはないと思うんですが、日本人特有の同調圧力もあり、前の女性の上司も飲み会には帰る時間気にしながら参加していた記憶もあります。そういうのって、飲み会が好きじゃなかったらしんどかっただろうなぁ、飲み会が好きかどうかとかは知らないですが。

一部ではありますが、今の働く女性の気持ちがわかるような気がしました。育児は続くよどこまでも。

ではでは!