たけとけたと片付かない部屋

製造技術の仕事や家事・育児、趣味について書きます。

「共働き社会」をこれから作っていく僕たちが読むべき本

最近子育てのことばかり考えております。たけとけたです。

 ゆとり世代と呼ばれる僕らは日ごろから何かと「根性がない」「怒られなれていない」などいろいろ苦情が出ておりますが、そうはいっても年配の世代とは違った視点、新しい風を組織に入れていける可能性も持っています。

 

そんな僕らが一回り上の世代と決定的に違うのは、「共働き」に対する意識です。

 

 上の世代の人のように終身雇用や年功序列は僕らはもう信じることができません。給料体系が上の世代とは違い、頑張って働いても一生そこそこ貧乏なんだろうなあというあきらめがあります。そういう空気から「共働き」はこれからの社会を生き抜くための一番のリスクヘッジです。

 

「でも、どうしていいかわからない?」という方におすすめなのがこの本です。

ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる

ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる

 

 内容は共働きってどうやっていったらいいのかな?という具体的なところを株式会社ワークバランス代表取締社長の小室さんとNPO法人フローレンスの代表理事である駒崎さんが自身の体験を交えながらディスカッションして解決策や考え方を提示しています。

 

 この本のいいところは、共働きのマインドセットを具体的に提示していること、実際に大変なことをどうとらえるか?そのうえでの共働きの楽しさを明示していることです。僕も共働きと聞くと大変さばかりのイメージでしたが、一部の方は「共働きは楽しいけれど、それを言うと早く帰れなくなってしまう」というような日本独特の空気にも影響を受けていることを知りました。

 せっかくのゆとり世代なのですから、戦後の価値観にとらわれず楽しく生きていきたいですよね!そういう意味で楽しく共働きしていくイメージを持てるとてもいい本だと思います。

ではでは!